手ぶらでは株式投資を始めることはできません。きちんと必要なものを揃えるだけでなく、心構えや知識を事前に備えておきましょう。

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仮想通貨で儲かる?損する?仮想通貨のシステムとは

仮想通貨で儲かるか、損するかというのは、神のみぞ知る、ということになります。
これは仮想通貨に限らないことです。
どの国の従来型の通貨であっても、同じことです。
通貨の価値は常に変動しており、価値が上がるか下がるかを予測することはできますが、予言することはできません。

仮想通貨で大いに儲かることになった人は多いですが、それは結果論です。
初期の頃に、仮想通貨の価値に気づけた人はほとんどいませんでした。

従来型の通貨は、国や国家連合別に発行されています。
日本なら円、EUならユーロです。
通貨を発行するのはその国や国家連合の中央銀行であり、中央銀行が供給量を恣意的に決めています。
ところが仮想通貨には中央銀行というものがなく、誰も供給量を恣意的に操作することはできません。
通貨を発行する主体はなく、すべてがコンピューターネットワークによって制御されています。

そのコンピューターネットワークを構築した人が、中央銀行の役割を果たせるようなイメージを持たれがちですが、その仮想通貨システムのコンピューターネットワークを構築した人にも、供給量を恣意的に決めることはできません。
すべては、その通貨を使おうとする人がその後どれだけ増えるかにかかっています。
通貨発行量の上限は決まっていますが、誰もその通貨に関心を持たなかったら、上限も何もありません。
発行量はごくわずかのまま、通貨の価値もほとんどないまま、放置されるだけです。

そうなる可能性も大いにあったため、1995年にアメリカ議会で仮想通貨の概念が言及されても、1999年頃に仮想通貨が登場し始めても、ほとんどの人は関心を持ちませんでした。
しかし、コンピューターネットワークに詳しい人や、結果的に先見の明があった人が、ほとんど価値のなかった頃に大量購入し、その後、仮想通貨が従来型の法定通貨と同じように使われるようになったことで大儲けしました。
しかし、今後のことは未知数です。

仮想通貨関連のニュースや事件もあります

現在までのところは、仮想通貨で大儲けした人が多いため、仮想通貨に投資しようと考える人が多くなっていますが、株と同様で、投資にはリスクもつきまといます。
株のように、何らかの大事件や世相の大きな変化で、価値がほとんどなくなるという可能性も大いにあります。
それは、法定通貨でも同様です。

株と違って、仕組みがあまり周知されていないためもあり、始め方がわからないという人も多いです。
仮想通貨は、株式市場とは別の取引所で売買されるのが普通です。
株と同様、個人間での取引もできますが、始め方として一番簡単なのが、仮想通貨を扱う各取引所に口座を開設するという方法です。

ただ、口座をつくって取り引きを始める前に、損をするリスクもあるということを念頭に置いておく必要があります。
仮想通貨は登場してまだ日が浅く、まだシステムが整備されていないため、事件もいくつか起きています。

例えば、東京に拠点がある取引所のシステムがハッキングされ、取引所が破たんしたというような事件も起きました。
取引所を利用していた顧客で損失をこうむったとして届け出たのはおよそ2万4700人もおり、被害総額は2015年の段階で、およそ2兆6630億円にもなっています。
この取引所はシェア7割を誇っていたため影響は大きく、最高経営責任者は業務上横領罪に問われています。

また、国内の違う取引所の代表が、仮想通貨取引をしようとしている顧客から現金をだまし取ったとして、2017年に逮捕されています。
顧客資産の分別管理などの利用者保護の制度が、まだ整備されていないため、こうした事件で投資家が被害をこうむるリスクは、従来の投資に比べて比較的高いとも言えます。