手ぶらでは株式投資を始めることはできません。きちんと必要なものを揃えるだけでなく、心構えや知識を事前に備えておきましょう。

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仕手株は見分け方を知ってしっかり見極めよう

仕手株とは、特定の投資家がまとまった資金を流入させて特定の会社の株式を購入することにより、急激に株価を釣り上げられた、又は大量の空売りを行うことにより急激に株価を吊り下げられた株式のことをいいます。
この仕手株を仕掛ける投資家を仕手筋といいますが、この仕手筋が仕手株を仕掛ける理由は他の市場参加者をだすような形で大きな利益を得ることができるからです。
具体的には、仕手株の購入を例に考えてみると、仕掛ける銘柄を決めた場合には、じわじわとその株式を購入していきます。
すると、徐々に株価が上昇してきます。

その上で、当該銘柄についてある程度まとまった買い注文を入れます。
これにより、株価がぐんと吊り上ります。
そして、それを見て一般投資家が当該銘柄は利益が出ると考えて、当該銘柄に買い注文を入れるようになります。
この時点では株価はさらに上がっていきます。

その上がってきたタイミングで仕手筋が持つ株式を大量に売却します。
そうすると大量に売りがでることとなるので株価が急降下します。
高値で買い注文を入れた一般投資家はこの仕手筋の売却株をつかまされ成約するものの、株価の急降下により多額の含み損を抱えるということになると同時に、仕手筋はこの仕手株を安く買って高く売りその差額が大きくなることで多額の利益を得るという構造になっているのです。

この構造からすると、仕手株を高値の状態で購入してしまった場合には、ほぼ確実に多額の損失を被ることになるということです。
とすれば、どの銘柄が仕手株なのかを見極める必要があります。
そこで、仕手株の見分け方を押さえておく必要があります。

まず、仕手戦を仕掛ける側からすると、資金を流入させて株価を釣り上げる等ができる銘柄ということです。
株価が安い銘柄であること、そして出来高が少なく、少額の資金で株価を変動させることができる小さな会社の銘柄であることが条件です。
このような銘柄について、過去のチャートを見てみて、週足レベルで見てみて急騰し、急落したようなチャート図を描いているようなものは過去に仕手戦の対象となっているので現在の株価が高くそして出来高が増加していないならばその警戒をするべきです。
これらの見分け方を活用して仕手株かどうかを判断してみましょう。
また、裏技としてご紹介したいのが仕手株まとめサイトを参考にするということです。
投資の専門家がまとめている情報ですので多少の信頼性はあるでしょう。
判断材料の一つとでも考えておきましょう。

仕手株を購入したらどうすればいい?

このような観点から自分が保有している銘柄を見極めてみて、仕手株であるおそれがあるという判断ができる場合にはどのような行動をとればよいでしょうか。
仕手株を購入してしまっていた場合の対応を考えてみましょう。

まず、株価が急騰している銘柄を購入していた場合については、単純に早期に売却するという対応が望ましいです。
現時点で株価が急落していないということは、現在釣り上げ中か、これから株価を叩き落とすフェーズに入っていくということになります。
ですので、このまま保有して続けていればほぼ確実に損をします。
特に上昇の流れの中で購入してしまっていた場合には底値まで落ちるリスクがあることを考えると損失の額はかなりの金額になるでしょう。
このような状況では他に買い手側で市場に参加してくる者がいる場合には一刻も早く売り逃げて、利益を確定させておくべきです。
例えその後価格の上昇があったとして利益を取りのがしたと悔やまれる思いが生じたとしても長期的には確実に利益確定をしておいてよかったという事態になるでしょう。

逆に、仕手株の対象となっているものを底値あたりでもっている場合は、上昇の波を少しだけ見て売却して利益を確保するという若干余裕をもった対応でよいでしょう。

次に、高値で購入して売却しても利益があまり出ないような状況にある場合については、逆に空売りをかけましょう。
どこまで高騰するかはわからないけどもいずれ底値までおちることが見えている場合には、下がり相場で利益を上げるという手法をとってリスクを分散する対応をとりましょう。
今の状況で値上がりすれば購入した株式を売却して利益確定、そして急落の局面で買戻しをしてさらに利益を得るという戦略が立てられますし、仮にすぐに下落相場となったとしても、購入価格より若干高い金額で空売りを仕掛ければ購入金額より株価が下がれば若干の利益で手じまえることができるからです。