手ぶらでは株式投資を始めることはできません。きちんと必要なものを揃えるだけでなく、心構えや知識を事前に備えておきましょう。

デイトレードとは

投資スタイルの1つにデイトレードがあります。
手法としては従来から株取引の1つとして知られていたものの、全国的に認知度が高まった理由としてはFXがあります。
例えば、一般の主婦がデイトレードによって巨額の利益を得るなど、成功例が報道されたことがあります。

デイトレードは、株取引で従来から行われてきた取引手法の1つであり、かつては、日計り(ひばかり)とも表現されていました。
1日の取引時間の中で何度も売買を繰り返すことで利益を求める方法を指し、特徴として、買った同じ日に、その株を売って売買を完結させることあります。
数年単位で銘柄を保有する長期投資に対して超短期投資と呼ばれることもあり、中には、数秒単位で売買を繰り返す、いわゆるスキャルピングと呼ばれる手法を用いるトレーダーも数多く存在します。

デイトレードは、1回に限らず、複数回取引を行うことも珍しくなく、基本的には薄利を積み重ねることで最終的に多額の利益獲得を目指す投資手法です。
そのために、傾向としては株価が安定している銘柄ではなく、安値と高値の差が出そうな銘柄を狙うことも特徴の1つになっています。

デイトレードを手掛ける場合には、最初に、メリット、デメリットを把握しておく必要があります。
メリットとしては、短期間で利益を得る可能性があること、オーバーナイトリスクを取らなくて済むことの2点を挙げることができます。
まず、利益に関しては、たとえ1回の利益が小さくても、再投資をすることでさらに利益を増やしていくことが可能になります。
オーバーナイトリスクでは、デイトレード自体が日をまたいで株を持っている手法ではないために、仮に取引時間外に株価下落要因が発生しても影響を受けることはありません。

デイトレードのデメリットとしては、大きく、3つの内容を上げることができます。
まず、高収入が期待できる反面、その逆もあり得ることです。
特に短期間勝負となるために大きな資金を投入することも多く、この場合、予想に反する動きともなれば、その分、損失も大きなものとなります。
次に利益を逃してしまう可能性があり、例えば株式では時間内取引となるために、何らかの要因で上昇が分かっていても上がってからでは利益を確保することが難しくなります。
コストもデメリットの1つになり、頻繁に取引を行う分、手数料がかかることになります。

デイトレード成功のコツと抑えておきたいポイント

デイトレードに限らず、投資においてよく耳にする言葉として、成功するコツはあるのか、儲かるにはどうすればよいのかという内容があります。
まず、投資をする際は、基本的には損するか儲かるかは誰も分からないと言えます。
では、丁半博打と同じなのかというと、そうではなく、ポイントを押さえることで利益を得る確率を上げることが可能となります。

投資においては、利益を得ることが最も重要な要素となります。
一方、コツとしては、たとえ損失が出たとしても最小限に抑えることです。
デイトレードでは、大きく、手数料の安さ、流動性の高い銘柄の取引、順張りと逆張りの価格帯の使い分け、直近の値動きチェック、前場と後場の寄り付き・引けのチェックの5つが重要なポイントになります。

手数料の安さはデイトレードでは大きなポイントになり、ここでは、証券会社の選択を重視する必要があります。
デイトレードでは、取引自体を頻繁に行うために売買手数料が収益に大きく影響します。
手数料は証券会社によって異なり、実際の取引では、より安いネット証券が広く利用されています。

取引では、流動性の高さも重視する必要があります。
デイトレードは、基本的には朝に買って夕方に売る方法になり、つまり、始めと終わりで完結します。
そのために、流動性の低い銘柄の場合には利益確保が難しくなり、例えば、出来高を単元株数で割った数字が大きい株などは、流動性が高いと判断をすることができます。

銘柄の値動きは、価格帯の使い分けをはじめとして、大きく関係する要素となります。
直近の値動きチェック、前場と後場の寄り付き・引けのチェックはその後の予想には欠かせないものになり、確認をすることで、より判断がしやすくなります。
また、価格帯の使い分けに関しても、デイトレードの場合には、順張りでは極端な価格帯を狙い、逆張りでは極端でない価格帯を狙うなど決めているケースが多く、高値圏、安値圏、中間で使い分ける必要があります。